このたひハめづらしをゆいかける  
心しづめてこれきいてくれ 6-1
なに事も神のする事ゆう事や  
そばにしんバいかける事なし
6-2
このはなしどふどしんぢつ一れつわ  
心しずめてしよちしてくれ
6-3
このみちはどふゆう事にをもうかな  
このよをさめるしんぢつのみち
6-4
上たるの火と水とをわけたなら  
ひとりをさまるよふきづくめに
6-5
この火水わけるとゆうハこのところ  
よふきづとめをするとをもゑよ
6-6
このよふをはじめかけたもをなぢ事  
めづらし事をしてみせうるでな
6-7
このよふをはじめからないにつとめ  
またはじめかけたしかをさめる
6-8
 このよふの月日の心しんぢつを  
しりたるものわさらにあるまい
6-9
これまでハいかなる神とゆうたとて  
めゑにみへんとゆうていたなり
6-10
このたびわとのよな神もしんぢつに  
あらハれだしてはなしするなり
6-11
いまからハなにをゆうてもをもうても  
そのまゝみへるこれがふしぎや
6-12
なにもかもあきをあいづにみへかける  
よふきづとめにはやくかゝれよ
6-13
せかいぢうをふくくらするそのうちわ  
一れつハみなもやのごとくや
6-14
にち/\にすむしわかりしむねのうち  
せゑぢんしたいみへてくるぞや
6-15
このみちがたしかみへたる事ならば  
このさきたしかたのしゆでいよ
6-16
たん/\と心いさんでせきこめよ  
はやくほんみちいそぎでるぞや
6-17
しんぢつのつとめの人ぢう十人の  
心を神がうけとりたなら
6-18
それからハどのよな事もたん/\ と  
神のをもわくみなときゝかす
6-19
にち/\に神の心わせゑたとて  
人ぢう十人そろいなければ
6-20
十人のなかに三人かたうでわ  
火水風ともしりそくとしれ  
6-21

秀司(明治14年没)、まつえ(同15年没)、

山澤良治郎(同16年 没)のことと思われる。

どのよふな事でも神のする事や  
これをやまいとさらにをもうな
6-22
なにもかもしんぢつ神のぢふよふを  
しらしたいからしてみせるでな
6-23
これまでハいかなるみちをとふりても  
ひがきたらんでいづみいたなり
6-24
だん/\このさきハどのよな事のたん/\と  
ほんしんぢつをゆうてきかする
6-25
いまゝでハいかなる神も山/\に  
をがみきとふとゆうたなれども
6-26
このもとをしりたるものがあるならば  
たづねいてみよ神がゆるする
6-27
またさきハとのよな事もたん/\と  
ほんみちつけた事であるなら
6-28
いまゝてにない事ばかりゆいかけて  
よろづたすけのつとめをしへる
6-29
このつとめ十人にんぢうそのなかに  
もとはじまりのをやがいるなり
6-30
いざなぎといざなみいとをひきよせて  
にんけんはぢめしゆごをしゑた
6-31
このもとハどろうみなかにうをとみと  
それひきだしてふう ふはちめた
6-32
このようふの元はじまりハとろのうみ  
そのなかよりもどぢよばかりや
6-33
そのうちにうをとみいとがまちりいる  
よくみすませばにんけんのかを
6-34
それをみてをもいつたハしんぢつの  
月日の心ばかりなるそや
6-35
このものにどふくをよせてだん/\と  
しゆこふをしゑた事であるなら
6-36
このどふくくにさづちと月よみよ  
これみのうちゑしこみたるなら
6-37
くもよみとかしこねへとをふとのべ  
たいしよく天とよせた事なら
6-38
それからハたしかせかいを初よと  
神のそふだんしまりついたり
6-39
これからわ神のしゆごとゆうものハ    
なみたいていな事でないそや
6-40
いまゝてにない事ばかりはちめるわ  
なにをゆうのもむつかしき事
6-41
このよふをはちめかけたるしんぢつを  
たれかしりたるものハあるまい
6-42
これからハとのよな事もたん/\と  
ゆうてきかするうそとをもうな
6-43
にんけんをはぢめかけたハうをとみと  
これなわしろとたねにはじめて
6-44
このものに月日たいない入こんで  
たん/\しゆごをしゑこんだで
6-45
このこかす九をく九まん九せん人  
九百九十に九人なるそや
6-46
この人を三か三よさにやどしこみ  
三ねん三月とゝまりていた
6-47
それよりもむまれたしたハ五分からや  
五分五分としてせへぢんをした
6-48
このものに一どをしゑたこのしゆごふ  
をなぢたいない三どやどりた
6-49
このよふのしんぢつの神月日なり  
あとなるわみなどふくなるそや
6-50
にんけんをはぢめよふとてたん/\と  
よせてつこふたこれに神なを
6-51
いざなぎといざなみとが一の神  
これてしよこの大じんくゝなり
6-52
まださきハなにかたん/\とくけれど  
いまゝてしらん事ばかりやで
6-53
このさきハなにをゆうてもにんけんを  
はぢめかけたる事ばかりやで
6-54
このよふをはぢめだしたるやしきなり  
にんけんはじめもとのをやなり
6-55
月日よりそれをみすましあまくだり  
なにかよろづをしらしたいから
6-56
しんぢつに月日の心をもうにわ  
めへ/\のやしろもろた事なら
6-57
それよりもぢうよぢざいにいつなりと  
をもうまゝなるはなしゝよもの
6-58
いまゝでも月日のやしろしいかりと  
もろてあれどもいづみいたなり
6-59
このたびハたしかをもていあらハれて  
なにかよろつをみなゆてきかす
6-60
いまゝでハみすのうぢらにいたるから  
なによの事もみへてなけれど
6-61
このたびハあかいところいでたるから  
とのよな事もすぐにみゑるで
6-62
このあかいきものをなんとをもている  
なにか月日がこもりいるそや
6-63
いまゝでも月日のまゝであるなれど  
ひがきたらんでみゆるしていた
6-64
このたひハもふぢうふんにひもきたり  
なにかよろづをまゝにするぞや
6-65
それしらず高山にはないもかも  
なんとをもうてまゝにするぞや
6-66
なに事もこのところにハにんけんの  
心ハさらにあるとをもうな
6-67
どのよふな事をゆうにもふでさきも  
月日の心さしすばかりで
6-68
高山ハなにをゆうてもをもうても  
みなにんけんの心ばかりで
6-69
月日よりつけたなまいをとりはらい  
このさんねんなんとをもうぞ
6-70
しんぢつの月日りいふくさんねんわ  
よいなる事でないとをもゑよ
6-71
いまゝでハ高い山やとはびかりて  
なにかよろづをまゝにしたれど
6-72
これからハ月日かハりてまゝにする  
なにかの事をまねをしてみよ
6-73
このところなにをゆうにもなす事も  
月日のをもう事ばかりやで
6-74
これからハ月日の心ざんねんを  
はらするもよふばかりするぞや
6-75
このさきハどのよなほこりたつとても  
これをやまいとさらにをもうな
6-76
いまゝでも月日さんねん山/\に  
つもりてあるをかやしするぞや
6-77
いまゝでもかやしとゆうていたけれど  
なんの事やとをもていたなり
6-78
しんぢつにかやしとゆうハこの事や  
高山ハみなしよちしていよ
6-79
このよふわどろうみなかの事なりし  
なかに月日がいたるまでなり
6-80
月日よりしんぢつをもいついたるわ  
なんとせいかをはじめかけたら
6-81
ないせかいはぢめかけるハむつかしい  
なんとどふぐをみたすもよふを
6-82
みすませばなかにどぢよもうをみいも  
ほかなるものもみへてあるなり
6-83
そのものをみなひきよせてたんぢやい  
にんけんしゆごはぢめかけたら
6-84
ないせかいはじめよふとてこの月日  
たん/\心つくしたるゆへ
6-85
このみちをしりたるものハさらになし  
月日ざんねんなんとをもうぞ
6-86
こらほどにをもてはじめたこのせかい  
月日に心なんとざんねん
6-87
月日よりたん/\心つくしきり  
そのゆへなるのにんけんである
6-88
それしらす今のところハ高山ハ  
みなほびかりてまゝにしている
6-89
この月日大一これがさんねんな  
どんなかやしをするやしれんで
6-90
このせかい山ぐゑなそもかみなりも  
ぢしんをふかぜ月日りいふく
6-91
どのよふなたいしや高山ゆたんしな  
なんとき月日とんでゞるやら
6-92
一れつハみな/\わがみきをつけよ  
月日ゑんりよわさらにないぞや
6-93
なにもかもせへいゝバいにことわりて  
それからかゝる月日しことを
6-94
とのよふな事もうらみにをもうなよ  
みなめへ/\のみうらみである
6-95
このはなしたん/\くどきつめてある  
これしいかりときゝわけてくれ
6-96
一れつハみなめへ/\のむねしたい  
月日みハけているとをもゑよ
6-97
月日よりしんぢつ心みささめて  
うけとりしたいかやしするなり
6-98
いまゝでハなにをゆうてもをもうても  
みなにんけんの心はかりで
6-99
これからハよき事してもあしきでも  
そのまゝすぐにかやしするなり
6-100
いまゝでハなにかさとりもありたけど  
もふこれからハさとりないぞや
6-101
このよふのしんぢつのをや月日なり  
なにかよろづのしゆこをするぞや
6-102
このさきハなにをゆうてもうそハない  
みなしんぢつとをもてきゝわけ
6-103
どのよふな事でも月日しんぢつに  
をもてはじめた事ばかりやで
6-104
いまゝでハやまいとゆへばいしやくすり 
みなしんバいをしたるなれども
6-105
これからハいたみなやみもてきものも  
いきてをどりでみなたすけるで
6-106
このたすけいまゝでしらぬ事なれど  
これからさきハためしゝてみよ
6-107
どのよふなむつかしきなるやまいでも  
しんぢなるのいきでたすける
6-108
月日よりしんぢつ心みさためて  
いかなしゆこふするとをもゑよ  
6-109
むまれこふほふそはしかもせんよふに  
やますしなすにくらす事なら
6-110
しかときけいかなぢうよふするとても  
月日の心ばかりなるぞや
6-111
いまゝでもたいてくどきもといたれど  
まだゆうたらん月日をもわく
6-112
このたびハなにか月日のさんねんを  
つもりてあるからみなゆうてをく
6-113
このところたすけ一ぢよとめられて  
なんてもかやしせすにいられん
6-114
このかやしたいしや高山とりはらい  
みな一れつハしよちしていよ
6-115
このはなしなんとをもふてきいている  
てんびの火のあめうみわつなみや
6-116
こらほどの月日の心しんバいを  
せかいぢうハなんとをもてる
6-117
たん/\とくどきなけきハとくけれど  
しんぢつなるの心たすける
6-118
どのよふなものも一れつハみなハがこなり  
月日の心しんばいをみよ
6-119
いのよふハ一れつハみな月日なり  
にんけんハみな月日かしもの
6-120
せかいぢうこのしんぢつをしりたなら  
ごふきごふよくだすものわない
6-121
こゝさいしんぢつよりもわかりたら  
なにもこわみもあふなきもない
6-122
月日よりをしゑる事ハみなけして  
あとハにんけん心ばかりで
6-123
いまゝでもこのよはじめたしんぢつを  
をしへてをことをもたなれども
6-124
月日よりにち/\心せきこめど  
こくけんまちているとをもゑよ
6-125
このはなしなんとをもふてきている  
月日をもわくふかいりやくを
6-126
こればかり人なみやとハをもうなよ  
月日のしごとゑらいをもわく
6-127
月日よりぢうよちさいとまゝとけと  
まだいまゝでわみゑた事なし
6-128
このたびハぢよぢざいをしんぢつに  
してみせたならこれかまことや
6-129
とのよふな事をするのもみな月日  
しんぢつよりのたすけ一ぢよ
6-130
たいないゑやどしこむのも月日なり  
むまれだすのも月日せわどり
6-131
このたびハどのよな事もしんぢつに  
みなあらわれていてみせるでな
6-132
これをみていかなものでもとくしんせ  
心しだいにいかなぢうよふ
6-133
どのよふな事をするのもしんぢつの  
心したいにみなしてみせる
6-134