一七八年譜天明七年
寛政の改革始まる。
一七九二年寛政四年
(ロシア使節ラクスマン根室に来航、以後外国船の来航頻繁)この当時日本は、江戸時代末期で松平定信による寛政の改革が行われ、日本近海には通商を求める諸外国の船が日本を窺っていた。徳川家康開府以来訳200年を経過した幕府には様々な問題が生じ、改革の手を加えることが必要な状態に立ち至っていた。
寛政10年 1798年 1歳
陰暦4月18日(陽暦6月2日)みきは、大和国山辺郡西三昧田村に誕生する。父は前川半七正信34歳、母きぬ26歳の長女。兄前川杏助6歳
寛政11年 1799年 2歳
寛政12年 1800年 3歳
享和元年 1801年 4歳
享和2年 1802年 5歳
享和3年 1803年 6歳
この頃、針を持ち始め、糸紡ぎをまね、網巾着編み、糠袋を縫っては好んで近所の子供たに与えられたという。生家前川家に糸縒車が保存されている。
妹前川(西田)くわ出生。
文化元年 1804年 7歳
父より読み書きの手ほどきを受けられる。
文化2年 1805年 8歳
文化3年 1806年 9歳
この頃より寺子屋に通われる(11歳まで)。
文化4年 1807年 10歳
母の唱える和讚を暗証。