足 之 部

 

足の踏めぬ 痛みは恩ある所を踏みつぶした理人の事を例えば一旦きまった事うをみ破るが如き心。

 

 

 

○自分の立てべき道踏むべき事を踏み行わぬ。

 

 

 

足の特別にしびれる は一時のは身惜しみの埃病気なるのは子供がしもうてある(足の指も同じ)其の世話をするも同じ本人はもとより重し手に来たる事もあり。親指の腐るのも同じ子をおろす世話をしたる埃。

 

 

 

股摺れ 夫婦のすれ合い又親子家内の摺れ合い。

 

 

 

○内うらの事仲事を云う人のすれる事を云う。

 

 

 

○人と摺れて続ぎを切る。

 

 

 

足筋引きつる 身引き身勝手の強い心からひいきせいでもよい方へひいきしすぎる一方へ不足積ます理。

 

 

 

○人を勝手の事に引き付ける勝手の事に引出し運ばす我れのすべき事でも人にさす。

 

 

 

足の立たぬ理 は色情気ままにて立てべき所を立てざりし埃性質は気の短いすべて人の云う事も親恩人も立てぬ我れの思惑勝手を立てきる質故人に腹立てさす我れも腹立ち強し(腰の理にほぼ同じ同じ神様)

 

 

 

足の跗はれる は運んでやった事我れのした事(功)を恩にきせる不足。

 

 

 

○功有る目上を軽蔑我が身動かずして人を口先で使う女なれば夫を使う如し。

 

 

 

或いは脹れて血の寄りとなるは人の妻と姦通せし等の理も有り。

 

 

 

足の裏 は人を踏み付ける理踏まれぬ人大恩を踏む脹れるは同上にはれる理だけ加える(但し重病にて足裏はれるは命の境)

 

 

 

足に底豆 の出来るは不足にして踏み付けたる理足先なれば口先で人を押さえて置いてそれでもまだ其の人の云うた事を不足にする同上。

 

 

 

○人を踏み付け立てぬ故我が足立たぬ様になる。

 

 

 

○踏み止められぬとの案じ不足。

 

 

 

○色情に付き人の女と裏で結ぶとか或いは子を孕ませて人にぬるつけるとか子を流す宿をかした等もかゝる事有り。

 

 

 

○道ならぬ色情を陰で行う。

 

 

 

○恨みの埃等はなはだしきは人の妻を我が物の如くする理もある。

 

 

 

○例えば彼奴立たして置かんと思いつめねたみ心にやす如し。

 

 

 

足の冷える 人を口先で使う事を何とも思わぬ。それで人に不足積ます慈悲と云う暖かな心が薄いから我が身惜しみて我が出来る事でも人の足を立てさす如し。

 

 

 

ちんば は前世色情間違いの理なり。質は高慢十分人を踏み付ける性分にて通り来たる因縁なり。例えば人の妻を取り人の夫を取り人を踏み付け腹立ち恨みの埃人をちんばにさすが如く全て人を踏み倒し、人の立たぬ罪を作り、親不孝不貞等立てべき所立てざりし強情の因縁。

 

 

 

足をねじる は物事ねじって人を腹立てさしたる縁談金銭。

 

 

 

またぐされ 兄弟の仲のわるい又親兄弟人と続ぎを切る心をくさらす。

 

 

 

○或いは人に受け合いし事ほぐにする如く踏むべき運ぶべき立てべき事行わぬが如き。

 

 

 

足のだるい は心でつもりをしておいて行かぬ理行きともないけれどだるいけど行こうかと云うようなもので心のだるい理で足に来る。

 

 

 

○不承の心ありて運び事おくれる運ぶべき所を足を惜しみ運ばずすべてずるき心。

 

 

 

○人に無駄足を立てさせる如きの理もあり。例えば女の産後に足のだるきは口先で親夫を使うて且つ十分成らんを不足にする全て人を使う心が平生に有りて其の心が種となる如し。

 

 

 

足をけづまずく のは左なれば父親、言葉の使い方にて人の心を痛めた理右なれば母親互いに腹立て合いして居る是れは親指の事なるがもし他の指になれば又指に依って分ける事。

 

 

 

○向こう行きの強い高慢の心。

 

 

 

踏みぬき は全て腹立ちの理である。或いは竹とか釘とかなれば色情に付いて腹立ち自分が腹を立てる理もし色情なくば金銭皆品物に依って知る。

 

 

 

履物で (草鞋靴等の足をかむ)行く事に心面白くなく不足を積む先方に行きて面白くなくて不足をつむとか不足/\で行く如し。

 

 

 

裏切れ 言葉の強い人を踏み付ける続ぎを切る埃

 

 

 

○踏み止めの足らぬ理もあり。